家電参入

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今日は、ニュース23で、アイリスオーヤマという会社が、
家電に参入するという話題を放送してた。

大手家電を早期退職した人たちを採用して、
生活家電に参入するみたい。

掃除機、LED照明など。
精密部品の集合体のパソコンやTV,レコーダーなどではなく、
いわゆる「生活」家電だ。

掃除機などの分野では、ツインバードなど今までも、
量販店、ディスカウントショップで販売する安価なブランドは、
たしかにあった。
照明器具にしても、そうした意味で、中小メーカーは存在した。

ただ、今回のアイリスオーヤマの場合は、
取り扱い製品の多彩さや、企業規模(大きい)からしても、
インパクトは大きいかもしれない。

日本人は日本ブランド志向?
いやいや、たとえば、冷蔵庫の「AQUA」は、ハイアール社のブランドだけど、
日本では、かなりのシェアを持つまでになってる。
(元々が三洋の冷蔵庫部門という点はこの際関係ない)

安かろう悪かろうでなく、
安かろうよかろうという価値観でモノを買う流れだとしたら、
今回のアイリスオーヤマの家電進出は、成功するかもしれない。

もう10年来の知人で、中国出身のITの社長も、
LEDの事業に参入して、自社ブランドを作ってしまった!
なんでも、中国のメーカーのOEMらしいけれど、
価格は日本の製品の半額以下。
ITの事業と別に、メイン事業として行っている。
そういえば、そこの会社も、元日本を代表する照明メーカーの
社員を採用してた。

先日までNHKで放映してた、「メイド・イン・ジャパン」を
まさに地でいく展開。

知り合いの会社といい、アイリスオーヤマといい、
そのバイタリティには恐れいるしかない。

広告戦略として、よくいわれる、クロスメディア戦略(さまざまな媒体を
使って、いろんな角度から宣伝をする)はもう古い?!

これからは、異業種参入があたりまえになっていくのか?

個人的には、最近、家庭教師のトライが始めた、
「大人の家庭教師」というものに興味がある。

そのネーミングは、ありきたりの感があるけれど、
奥は深い。

これは、異業種ではないけれど、
ようは、大人に、趣味や勉強やスポーツなどを
マンツーマンで教えるという事業らしい。
高齢化社会になるし、そのうち、子供の家庭教師よりも
多くなるんでは??

それこそ、先日かけこみ退職した先生たちに、
うってつけの事業じゃないか。
たとえばね。

異業種からの家電進出。
大人の家庭教師。

まったく、異なるふたつだけれど、
「雇用」という面からみれば、
早期退職した人や、専門分野でノウハウをもった
人に、活躍してもらうという点は、共通してるものがある。

なるべく、多くの人が、高齢になっても働ける社会。
そして、働いた分、金をみなが使う社会。

難しいことだけど、日本浮上のキーワードがそこにあると思う。


Comments

“家電参入” への2件のフィードバック

  1. 久保田龍二のアバター

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    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    アイリスオーヤマは宮城の業者なんだよねぇ~
    知らず知らずに色んな物でお世話になっています。関東の方には出回っているのかなぁ
    応援している企業です。

    イッチャラのブログ面白いけど ちょっと小難しいなぁ・・・(オレには)
    国益・経済・IT・ハイテク そんな世の中いやだねぇ(ってかなり恩恵には預かってるけど) これからはオレはローテクでいくよ

    でも欠かさずチェックしてるよ! 勉強になるので

  2. 石原 勇一郎のアバター
    石原 勇一郎

    SECRET: 0
    PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
    そっか、宮城の会社だったんだね!
    たしかに、IT、ハイテク・・・
    小難しい世の中になったもんです。

    宮城はしばらく行ってないなあ。
    震災の前に、行ったきりだ。

    今度、行くときは連絡します!
    国分町で一杯、よろしく~~~。

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