その昔、自分が中学生の時でした。
黒ぶち眼鏡にボサボサの長髪。
いかにも美術やってるぞ~というような、先生に、
美術を習いました。
その先生は、生徒のほめ方がすごく上手だった。
かけっこしかできない(失礼!)同級生が、
すばらしいデッサンをしたときに、ほんとに、嬉しそうに、ほめてた。
(自分なんか足元にも及ばないデッサンでしたが、モデルは自分でした・・はずかしい)
今でも、人をほめるというのは、あのようにするんだろうなあ・・って、
心に残ってます。
その先生が、山で遭難して亡くなったというのは、
だいぶ時がたってからでした。
(じゃ、いってくるよ、と奥さんに一言いって、山に画を描きにいったらしい)
なんだろう・・その訃報を知ったときの気分。
悲しいというよりも、あの頃のエネルギッシュな先生のイメージが、
そのまま心に焼きついた瞬間。
あるときは、学校に来た暴走族と、タイマン(って相手は二人いたな)で、
授業中に校舎のうらで、話し合い。
(生徒みな窓あけてみてたっけ)
こわそーな二人が、説得されて、素直になってた。
担任でもない、週に一コマの授業が、今でも鮮やかに心に残ってるのは、
きっと、あまりにも急に他界されたせいもあるのでしょう。
さらに、時は過ぎ、
最近、画家としての評価が、あちこちで評判になっているようです。
NHK(日曜美術館)でも取り上げられました。
「犬塚 勉」(先生)
スーパーリアリズムなその絵は、
何の気なしにみた人でも、きっと、何か心にドキッとするものを感じる。
そんな、絵です。
その先生の絵のチャリティー絵画展があるようなので、
ご紹介させていただきます。
場所は少し、不便なところでの開催のようですが、
自分のように、震災の復興への力も及ばないものにとっては、
せめて、こんな展覧会に、いってみるのもよいかなあ、と思ってます。
【ご案内】
東日本大震災からの復興を願い、 犬塚 勉(画家)のチャリティー絵画展
ゴールデンウイークに開催されることになりました。
「義援金箱」に寄せられた全額を被災地に届ける企画です。
よろしくお願い申し上げます。
◇展覧会名:「犬塚 勉・五日市・東北関東大震災チャリティー絵画展」
http://inuzukatutomu.web.fc2.com/
※菅内閣が1日、災害名を「東日本大震災」と決めましたので、展覧会名も変わるかもしれません
◇会 期:2011年4月29日(金)、30日(土) 11:00-18:00 5月1日(日) 11:00-15:00
◇会 場:小机邸=東京都有形文化財、通常は非公開 東京都あきる野市三内490
JR五日市線 武蔵五日市駅 下車 徒歩10分、圏央道日の出インターから車で10分
◇入 場 料 :700円のところ無料
邸内に入場客用の駐車場はありません 駅前パーキング(1時間100円)
を利用してほしいとのことです
今、思うこと。
それは、もし、犬塚先生が今の時代に生きてたとしたら、
きっと、震災の東北に向かったんではないか。
救援物資を運ぶかたわら、
その津波のあと、地震のあとを、自然の脅威を、
一心不乱にキャンバスに書きなぐってたんじゃなかろうか・・と。
たぶん、奥さんが、危ないからやめて、といっても、
いっちゃったんじゃないかなあ、って思う。
死してなお、人の役に立つなんて、
とても、自分には及ばない領域だって思うけど。
そんな、一本木でワイルドな野郎(失礼!)な先生の生の画を、
GWの予定に入れてみようと思う。
うん、きっと、一人でぶらっと行くのがいいかも知れない。
前にも、展覧会に誘われたけど、行けなかった。
でも、今回は・・・なんか、呼ばれてるような気がする。
おまえ、たまには、顔出せよって。。。
仰々しくなく、さりげなく。
ふらっと、会いにきましたよ、ってのが、
一番、あの先生には、似合ってるかも。
お近くのかた、ご興味のあるかたは、
気分がのったら、ぜひ、あの画を観にいってください。
何か、感じるものが、きっとあると思います。
世の中、知ってる、知らない、
いろいろあるけど、
昔の恩師だからというワケではなく、
犬塚勉は・・・知っててもいい画家のような気がする。
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