久しぶりに実家に帰り、昔の手帳に目を通す。
2002年。
そう、転機の年でした。
当時、IT業界に転職し、2年目。
会社の立ち上げから参加し、数人だった社員も50人くらいになってました。
自分も毎日一生懸命でした。
ところが、会社の経営はピンチ。
当時の社長と最終的に資金繰りに駆け回ったり・・・
チンピラみたいな会社の社長に頭下げたり・・
で、最終的に資金を融通してくれる会社が見つかったんですよね。
社長の知り合いの会社。
で、その条件が間接要員の削減。
当時、ヒラよりちょっとだけ上だった自分がクビになりました。
だから、手帳の予定は11月で止まってる。
今でもね、なんであの会社が駄目になっちゃんだろうって思う。
社員はほんとにみんないいヤツが多かった。
(ほとんど自分が採用したし)
うん、やっぱり朝会社来て、スポーツ新聞読んで、
なんも仕事しない社長じゃダメになっちゃうよね。
元は大手の管理部長だったみたいだけど、ダメなやつなダメだ。
そう、そんなことは入社1日目で感じてた。
でも、自分がなんとかしてやるって思ってた。
今思えば甘かったね。
ただ、その時(解雇)がなければ、会社立ち上げもしなかったかも。
そう、社長、感謝してます!って(しね~よ・笑)
それでも、会社は辞めたけど、その当時の仲間とは、いまでも
いろんな面でつながってます。
(みんなその会社辞めちゃったけどね)
お金だけを目的に働くなら、一番給与の高い会社で働けばいい。
すごくシンプルだ。
でも、当時の仲間は、「一緒に頑張っていきたい、仕事したいね」って、
思いで仕事をしてた気がする。
お金ももちろん大事だけど、根本にそれがないと、
きっと会社ってうまくいかないと思う。
最近は、スケジュールも電子化してて、
あまり手帳を使わないんですよね。
ただ、当時の筆跡とかみてね、
あっ、これは多分あのとき電話しながら書いてぐちゃぐちゃだなあ・・とかね。
やっぱり人の字って、あとからみても味があるんだな、と。
さて、今年は4月からのスケジュールのやつにしようかな。
そう、歩きながらでも書けるような手帳を。
仕事してるって、あとからわかるようなぐちゃぐちゃな字を書くぞ!
石原 勇一郎 へ返信する コメントをキャンセル