最近、暇な時間にネットサーフィンしてたら、
日本電産の永守社長のエピソードをみた。
会社創業期で社員が4人だったころ、
新入社員採用試験として「大声試験」「早飯試験」「マラソン試験」「試験会場先着順」なんかを
してたらしい。
今でこそ、大企業で、仕事の鬼のような印象の永井社長だけど、
創業期は、社員確保が大変だったんだろうな。
ティアックを辞めて、創業。
4人から、今の規模になったのは、すごい。
会社は規模ではないけれど、
新人採用試験のエピソードは、面白いなあ、と思った。
新人採用、中途採用、いろんな場面で、面談をするけれど、
今の能力、ポテンシャル、やる気までは、なんとか判断できる。
ただ、ひとつだけ、採用試験でわからないことがある。
それは、何か?
一言でいえば、それは、「運」といったものか。
「あいつ、なんか適当にやってるように見えるけど、
やることがみなうまくいくなあ」
「こりゃ、絶対にピンチだろ。え、おいおい、出来ちゃったの!」
かたや・・
「あいつ、くそまじめだけど、なんかついてないよなあ」
「どうして、ここまでやって最後にうまくいかないの?」
もちろん、努力を否定するつもりはまったくないけれど。
なんとなく、ついてない人はついてない。
九死に一生を、なんども乗り越える人もいる。
おそらく、人生の「運」「ツキ」の総量は、だれでも公平に同じ・・
だとは思う。
ただ、やはり、「ここぞ」のときに、
そのツキを使えるかどうかが、カギだと思う。
野球でたとえたら、
6回の裏。
4-6で負けているときの、3ラン!
たしかに、スコアは7-6で逆転だ。
でも、そんな試合は乱打戦。
打って打たれての中での、3ラン。
終わってみれば、11-12で負け。
0-1で負けている試合の、
9回ツーアウト。
それまで、凡退してたヤツが放つ、
走者2,3塁での、サヨナラ3ベース。
打点3でホームランよりも、
打点2のスリーベース。
そういう、運があるかどうかは、
採用面談では、なかなかわからない。
品行方正なやつが、運があるとは限らない。
まして、運のつくセミナーに行ってるヤツの運なぞ、信じない。
こればかりは、神のみぞ知る・・・だ。
なら、どうするか?
先ほどの、永守社長は、会社が倒産危機!
もう、会社をたたむしかないと思ったときに、
神社の神主のお世話になったらしい。
2月まで、とにかく会社を続けなさい、そうすれば、
きっといいことがある。と。
で、IBMからの大量受注が2月に入り、会社は続いた・・・
ひとつ、思うことは。
おれたちは、ツイてる!
大丈夫だ!
って、思って考えて、行動することだろう。
そういえば、先日、なじみのスナックのママが、
「も、やんなっちゃうわ!今日、1万円、落としちゃったの・・ま、忘れるわ!」
なんて、明るく話していたら、
ものの30分で。お店は、始まって以来の満員。
ママは、今まで、いろいろ不運なことがあったって聞いてる。
こんどは、そろそろ、ツキがまわってきたんじゃない?
自分が、たまたま、気になった人が、運がいい、ツキのある人なら、
それ以上いいことはないな。
決して、あの人は、運のある人だから付き合おうが最初じゃないよ。
気になった人、好きな人にツキ、運がめぐってくるのを、
一緒に喜べるような感覚が一番だ!
ま、結局。
神様、仏様、ましてや、
占いなんてものは信じない自分にとっては、
あいつ、いいな、って思える人たちと、
これからも、付き合っていくしかない。
運やツキは、そのあとだ。
何事もポジティブに考えれば、そんなもんは、後からついてくる。
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