もしもの世界

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その昔、まだ自分が小学生だった頃に、
夢中になって読んだ本があります。
学研のまんがシリーズで、「もしもの世界」というシリーズ本です。
内容は、確か、もしも・・・恐竜の時代に生きていたらとか、
もしも、太陽が無くなったらとか・・・etc

要は、科学や歴史の話を仮定の世界での物語として、
子供に説明する本です。
面白かったなあ。

ちょっとニュアンスは変わるけど、
もしもの世界・・・もしもあの時に、こうしていれば・・・
というのは、大人になってもときどき思うものです。

極端な話、AとBの選択肢があるときに、
人は必ずどちらかを選択して生きてるわけです。
ただ、それを選択したときに、ふっとこんなことが脳裏をよぎったりしませんか?

「あっ、これはマズいかな?」「選択ミスしたかな?」って。

ただ、それでも同時に逆のことはできないわけで、
「?」と思ってはみても、どちらかに決断しなきゃならない。

よく、プロ野球の監督の敗戦の弁で、
「あのときの投手交代は、ワシの失敗だった」なんてコメントありますよね。
あれは多分、交代を告げる瞬間に、「?」があったからなんだと思う。
そうじゃなければ、そんなコメントはださないでしょう。
その時にベストと思っての決断なんだから。

ようは、物事を判断するときに、「?」と思った時の直感を忘れずに、
その後の展開(結果)を踏まえて、次にどんな判断を下すかということ
が大事なのかもしれません。
あるいは、「?」と思ったときに、判断ミスをした場合の次善の準備をして
おくということでしょうか。

今の時代、本当に正しいと思う決断ばかりとは限らない。
そもそも、その決断が正しいとリアルタイムで誰が判断できるのか。
できるのは、自分が正しいと思う判断をスピーディにくだすこと。

たとえそれが、よくない事態を招いたとしても、
判断の速さでカバーできることもある。

最近、いろんな面で、仕事の進み方が遅いと感じます。
自分ももちろん反省するところはあるのだけれど、
どうにも、スピード感のない時代になってきたように思う。

混迷の時代・・・の影響?
不景気の中、人が迷うのは仕方ないことかもしれませんが。
判断力の低下?直観力の鈍さ?がスピード感の低下に影響か。

そういえば、政権も新しくなりました。
矢継ぎ早の政策実行を期待したいですね。

マイケルの映画があっという間に、世界同時公開!
なんてしちゃうように、

「THIS IS IT!」

お待ちどうさま、いよいよだぜ!(日本語訳)

ほんとに、いよいよ!景気に元気とスピード感を与えてくれればいいんだけど!


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