何がベストか

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仕事をしていく上で、何がベストなのか?
ビジネス書や小説でも、諸説ありますが・・・
結果がすべて!いや、プロセスが大事・・etc

ただし、おおむね決まっているフレーズとして、
「経営者は結果責任」(政治家も結果責任?)というものです。

ただ、ひとくくりに経営者といっても、
個人で事業をしている経営者もいれば、
数名の従業員のいる経営者、はたまた従業員が何百・何千といった経営者もいる。

僕が思うに、決定的に違うことがひとつ。
それは、個人でやっているか、一人でも従業員がいるかの違いです。

ほんの数年前まで、倒産なんて、どこか遠い世界のことに
思えていました。
ところが、最近は、身近なところで、相次いでます。

それじゃ、つぶれた会社の経営者は無能だったのか?
ここで、(倒産したという)結果責任=その経営者が無能だった、
と、はたして言えるかどうか。

なくなってしまった会社の経営者で、愚直に仕事にまい進し、
業界をよく知り、一生懸命に頑張っていた方もいます。
(今日、その会社に行ったら、ポストに郵便物の山・・・)

能力とがんばりは違う?・・・いやいや、余裕かましていて、
がんばることなんてしないよ、という経営者は、少なくとも伸びてはいきません。
がんばらないと、やっぱり駄目です。
基本ですが。

今のIT業界、たとえて言えば、
ビーチフラッグ(数名で、海岸の旗を一斉にとりにいくヤツ)を、
数十人でしているといった状況でしょうか。
もともと3本の旗に、一斉にみんなで群がっていく・・・
これじゃ、能力云々ではなく、たまたま旗への直線距離が近い
数名しか仕事にありつけない、になって当たり前。

それでも、個人で参加している人はいいです。
「やってられんわ、こんなレースはいち抜~けた」
といって、プイっとレースを辞退しちゃえばいい。

でもね、普通の経営者は、団体戦(従業員がいる)です。
まして、基本的にビーチフラッグの選手だけの会社だったら!どうします?!!

ほかの人より脚力・体力をつける?(目の前のレースには、とうてい間に合いません)
マジックハンドみたいなもんを使ってズル?しちゃう?(マジックハンド購入しに行ってる暇なし)
ほかのみんながへとへとになるまで、レースを続ける(まさに体力のある会社の戦略か)

うん、結論は・・・自分で旗を立てるしかない。
それも、自分にとってもっとも有利で、近い旗を立てちゃう。

派遣常駐がメインのIT業界。
もう、人の用意した旗だけに頼っては、厳しいです。

一人親方でない以上、どこに、どんな旗を立てるかで、
状況は変わってくるでしょう。
今までのレースをメインに戦ってくれるメンバー、
違う旗を狙ってもらうメンバー。
バランスは大事だとは思いますが。

天地人じゃ~ないけれど、
今のビジネスは、戦国時代に似てる気がします。
なんとか生きぬかなくちゃ!

お、そうだ、何がベストか?だった。
それは、自分がベストだと思ったものがベストなんですよね。

宇宙はどこにある?・・・それは、人の心の中にある。
これは、非科学的に思えますが、
実は、とても神秘的で、奥の深い理屈(哲学?)なんだそうですよ。

あらら、今日もこんなに書いちゃった。
哲学の話は、またこんど!


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