モノの価格

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世界トップクラスのレアアース生産の企業である、モリコープという企業が破綻したらしい。
なんでも、中国のレアアース輸出緩和で、
レアアースの価格が、75分の1に下落。
急激すぎる価格変動で、経営が立ちいかなくなったようだ。

社長「オーマイガ!タイヘンネ 明日からユーたちの給料も、75分の1でいいよね」
社員「あ?何言っちゃってんの、アンタ!それ、経営責任でしょ!」

なんて、やりとりがあったかは、わかりませんが。。

まあ、ともあれ、これだけの価格変動は事件だ。

また、物価と言えば、ジンバブエのハイパーインフレでは、
牛乳500mlひとつが、5000億ジンバブエドル!
リュック一杯の札束でも買えず、ついに100兆ジンバブエドル札まで発行されちゃって、実質的に貨幣経済が破綻。
政府が、もう嫌んなっちゃって、
「エブリバディ!聞いて〜。あのね、もう今の通貨使うの禁止ね!明日からは、全く新しい通貨に切り替えちゃうからね!今あるお金は、ほんのちょっとだけ、新通貨に替えてあげる〜。
でも、チョット、だーけーよ〜、うふん!」
みたいな感じで、みんな、どっひゃー!なんてことも起きてる。

ようは、あまりにも急激なモノの価格の変動や、ハイパーインフレみたいな物価上昇は、ものすごく怖い。

よく、日本の政府や日銀が、「緩やかな」という言葉をよく使うのには、ワケがあるんだな。

モノの価格、価値は、急激に変動するものなら、人の価値はどうか?

本質的な人の価値が、そんなに急激に変動したら、たまったもんじゃない。
だから、最後に信じられるのは、モノや金じゃなく、やっぱり「ひと」だろう。

バブル崩壊や、ジンバブエみたいなハイパーインフレ、レアアース暴落。
そんなことを経験、ニュースでみて、、
なら、不動産だよ、、っていう人もいるかもね。
ま、不動産もモノなんだけどね。

屋敷の柱を食って生きてても希望はないし、そもそもそんな生き方はつまらないな。

自分の身近な人と、今日より明日!って、少しづつでも成長していこう!っていう生き方のほうが、一番確実だし、面白い。

モノや金は裏切らない?
いや、裏切ったら裏切りっぱなしが、
モノや金だ。

人は仮に裏切っても、修復がきく。

「明日はどっちだ」って、明日のジョーじゃないけれど。
明日はどっち?って決めるのは、結局ひとだ。
モノや金で方向を決めるだけなら、
そこに未来はないな。


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