残業代ゼロ構想ってか?

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残業代ゼロ構想。

政府の方針はわかったけど、
なかなか浸透しないかも。

自分は、残業代をもらったのは、
学生時代の時給のアルバイトだけだ。
まあ、時給だから、残業もくそもないけど。

(それでも、昔組合の副委員長のをしていた頃は、
女性事務職の残業の件で、経営陣とよくバトルしたな。
残業代でもめたんじゃないよ、残業無くせよこのヤロー!って
闘った。みな、アホだから通じなかったけどね・・)

ソフト開発を一人でなくて、
クライアントとの間にITベンダーが入って、
いろんな人の指示や協議のうえで作業を進める
場合なんかは、特に自分の意思や能力と違う部分で
時間がかかる。
そうした現場で作業する場合の残業代なしは、考えられない。

だから、ソフト開発は、だいたいの場合、
膨らむ作業時間(工数)を予期して見積もりをする。
外注の人を成果物でなく時間で管理する。
予定より時間がかかったら、その分の作業代を払う。
仕事が早く終わってヒマしててもらっても困るので、
一ヶ月の下限時間も設ける。
できる人は、もうちょい仕事やってよ・・ってなる。

まあ、なんとなく、正解のような感じもするが。。
はたしてどうか?

うん、たしかに、今のシステムで、助かっている場合も多い。
というか、それでなければ管理できない。

ただ、ほんとうは、違うんだろうな、って思う。

3日間、寝ずに仕込みをして作ったらーめんと、
3時間で作ったらーめん。
もしかしたら、3時間のらーめんのほうがおいしいかもしれない。

うだうだする長い会議で、とおりいっぺんのことを言うだけの会議より、
単刀直入、相手が死にそうなくらいのコンパクトな刃物のような会議のほうが、
100倍効率的なのは、みな知ってのとおり。

もし水商売なら、自分が時給だから客を引っ張るかもしれない。
自分も時給、客の払いも時給?(キャバクラとかならね)
なら、長くいたほうが店、キャストは儲かる。
でも、長い目でみたら、そうした店は潰れる。
短い時間でも、客に楽しく、インパクトを残せる努力しなかったらね。
その方面では、いろんな店をみてきたからわかる。

おそらく、残業代ゼロ構想に対してどう思うかは、
職種や立場、給料によってひとそれぞれだと思う。

残業代うんぬん・・・

政府も視点がずれてるんだよな。

そもそも、なぜ残業が発生するのか?
なぜ、予定外のコストがかかるのか?
根本的な原因はなんなのか?
誰も考えようとしないんじゃないか?
深夜まで残業して、コンビニで弁当買って、帰って寝るだけのヤツと、
さっさと仕事終わらせて、残業しないで、飲んだくれてるヤツ。
どっちが経済効果出してる?ようは、そうした考え方ができないのは、だめ。
政府も、役所もだいたいの会社も、根本的に、アタマがイカレてる。
自分的にはね。

もし自分の会社が他社との協業でなくて、
すべて自社内での作業だけになったら。

基本的に残業のない会社にしたい。

最初から、残業ありきなら、
就業時間を、最初から24時間にしちまえ!

大事なのは、考え方だ。

ほんとは、一日の仕事が1分で終わるのが理想。
で、2分やったら、売上倍増!

夢物語みたいだけど、
究極は、そこらあたりを目指していくのがいいんじゃないか。

仕事をどんどん効率化していかなきゃ、
これから先の日本は無いよ。

そのうち、労働力が半分くらいになっちゃうんだから!

残業代うんぬん、言ってる場合じゃ~~ねえ。


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