この20年で、大きく世の中は変わったって思う。
まず、携帯電話。
第4のインフラなんていわれてもいるけど(インターネットを含めた通信って意味で)。
ほとんどの人が、月々、一定の金額をほぼ死ぬまで払う。
子供もその中に入っているっていう面では、
保険なんて比ではないほどの、究極のストックビジネス。
ストックビジネス・・・
簡単にいうと、契約によって、毎月(毎年)決まった金額を得ることができるビジネスってとこか。
電気、ガス、水道などのライフラインのほか、
新聞、NHK、保険など、たくさんある。
ただ、インターネット、携帯電話の普及によって?
大企業でなくて、中小企業、ひいてアフェリエイトなどによって個人も一斉に、
ストックビジネスに走り出した。
おそらく、その爆発的な流行は、天文学的な増大だと思う。
会社にとっても、個人にとっても、
毎月、一定の利益が見込めるんだから、
そりゃ、安定した収入を考えるなら、やるに越したことはない。
ただ、ほんとに消費者にとって、「有益な」ストックビジネスってのは、
実は、ほんとに一部の限られたものしかない。
そもそも、一発の契約だけとって、ずっとその人から収益を上げ続けるなんてのは、
ものすごく必要性の高いものに限られるはず。
いや、でも、そんな必要性の高いものなんて、見いだせないな・・・
そ、だから、娯楽や中毒性の高いサービスにシフトしていく。
もっといえば、この契約をして、これを売れば、毎月いくら儲かりますよ!っていう、
利益誘導型のストックビジネスもある。
(実際に、そうした契約で利益をあげられる人は、ごく少数)
個人的には、そうしたサービスが悪いなんて思っていない。
ある程度は必要でしょう。
そう、ある程度ね。
ただ、自分は、最低限の(インターネット、携帯)サービスだけでいいかなって思う。
毎月、ゲーム代の課金で、何万も払うなんて・・・ないなあ。
もちろん、ゲームが大好きな人は、それはそれで問題ない。
話は飛ぶけど、
韓国で対日バッシングがすごい。
韓国は言わずと知れた、IT先進国。
SNSや掲示板などで、情報に流されてしまっている人が多いことは、
想像にかたくない。
教育の問題もあるけれど、情報インフラがここまで発達していなければ、
こんなに急激な世論の高まりはなかったはず。
そう、SNSや掲示板で、世論を誘導する(一行書いたらいくら)なんて契約を
する会社もある。
もちろん日本にもたくさんある。
これは想像だけど・・あるスレッドをたてて誘導して、
コメントの数が一定に達したら毎月いくら払うなんて、ある種のストックビジネスもあるかも。
個人的には、そうした会社はクソだとは思う。
ひとつだけ言えるのは、
誰もがストックビジネスで成功できるなんて時代は、絶対にこない。
なんでかって?
個人、会社が払えるお金には限界がある。
(1億人が、毎月1円の課金サービスを始めたとする。毎月1円を誰もがもらうためには、
、全員が毎月1億円を払わなければいけない・笑)
サービスの数だけ増えたって、契約者の数には限界があるってこと。
と、ここまで、とりとめもなく書いてきたけど、
ストックビジネスに興味がなくはない。
安定した収入(利益)があるってことは、大事だ。
ただ、できることなら、
「顔」の見えるサービスをしたい。
ギブ&テイクで、相手にしっかり有益になって、こちらも利益が得られるような。
簡単に淘汰されないようなサービスを見つけるってことは、
簡単なことでなないでしょう。
来年の課題のひとつ。
もちろん一人ではできないから、
みんなで考えていかないといけないな。
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