うちの1Fはバイク屋さんが入ってる。
近所付き合いはほとんどないのだけど、
さすがに自分が2F,バイク屋さんが1Fなので、挨拶くらいはする。
で、数日前、めすらしく、
ちょっと、お時間ありますか?
と言われた。
なんでも、今月で閉店するらしい。
自分が入居したあとに入ってきたバイク屋さん。
約3年くらい。
場所は、小さな街道沿い。
ただ、人口とか考えると、立地はよくなかったのかな。。
「やめて、どうするんですか?」
と聞いたら。
「どこかで働き口探して、働きます。さいわい、誘ってくれるとこが
いくつかあるので・・」
と答えたけど、やはりさみしそうな表情だった。
う~ん、無念。といった空気が漂ってた。
「今さらですが、ホームページ、いやネットなどやったりしてたんですか?」
「いや、そういうの、お金かかるから、やらなかったです」
「そう・・ですか」
「どうも、お世話になりました」
「いや、こちらこそ、がんばってください!」
で、会話は終わった。
我ながら、思った。
今更、ネットやってたんですかもくそもないな、と。
つい、自分の商売なんで、余計なことを聞いてしまった。
お互いに連絡先を知っているワケでもなく、
どこへいくかもわからない。
たぶん、もう会うことはないだろう。
3年か・・
そういえば、この3年、お客さんが来ているのを見たのは、
2,3回だった気がする。
ともかく、3年は頑張ろう!って思いでやってきたんだろうなあ。
で、頑張ったけど、うまくいかなかった。
だから、閉店して違う道をいく。
温厚で、やさしそうで、人柄だけだったら、すごくいい人だったな、ご主人。
最初のうちは奥さん?が手伝って。
そのうち一人、従業員らしき人もいた。
きっと、商売っ気がなかっただけだろう。
近所の店でも人でも会社でも、
変わっていくのを見たり知ったりすると、
あらためて、世間は動いているな、と感じる。
思えば、自分もいろんな激動の時期はあったもんだ。
自分にすごい変化があるときは、まわりは止まってみえる。
自分に変化が少ないときは、まわりが動いてみえるのかもしれないな。
陣容も整いつつあるし、
幸い、目立った問題もない。
そろそろ、激しく動いてみなきゃいけない時期か。
バイク屋さんもうちも、
東電やJALのように、腐っても鯛みたいな会社じゃないからな。
自分たちでやらなきゃね。
のんびり構えちゃ、いらんないよね。
バイク屋のご主人、新天地で頑張って!
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