北朝鮮でまた緊張している。
普通の社会であれば、とっくに制裁を受けているだろう行為を
繰り返していても、コトが「国」同士となると、
そう簡単にはいかない。
そう、戦争になってしまうから。
では、それが、国の単位でなかったらどうか?
ヤクザ同士なら抗争?
それも、一種の戦争だ。
だから、簡単には起こらない。
(いわゆる、見えてる世界では)
イカロスの翼の話がある。
親子が幽閉された場所から、逃げるために、
父親が、ロウで鳥の羽根を集めて、翼を作った。
父親は、息子に、ロウが溶けてしまうから、
あまり高く飛ばないように言った。
そう、太陽の熱で、羽根をつないだ翼が溶けてしまうから。
けれど、息子は、空を飛ぶことで、
まるで、自分が神にでもなったかと錯覚し、
どんどん高く、太陽に近づいてしまう。
そして、羽根を固めていたロウが溶けて、
結局、息子は空から落ちてしまう。。。
なにもかもがうまくいくと思ったときほど、
急展開で、悪いことが起こることも多い。
これは、仕事でも、スポーツでも、ゲームでも、ギャンブルでもなんでもそうだ。
もちろん、翼が溶けてしまうかもしれないくらい、
高く飛ばなければという、ここ一番はある。
ただ、こわいのは、なんとなく、うまく、高く飛んでしまっている
状態だと思う。
ここまできたら、もう100m、いや200mくらい高く飛べるだろうって。
なんとなく飛んでいたのだから、
「ロウ」が溶けてしまうのも、あっという間。
まっさかさまなんてのは、よくある話。
自分自身への反省もこめて。思う。
高く飛ぶのは、いいことだ。
でも、うまくいかないことの「予兆」は感じないと。
で、その手当をする。
まあ、遊びのうちならそんなことは、考えなくてもいいけれど。
仕事なら、考えないと。
まして、国家を運営する人なら、ミクロン単位の予兆も感じないといけない。
政治の世襲は、やはりよくないのだろう。
自分で作った翼なら、ロウの「具合」もある程度わかる。
今まで部下も持ったことがない、ど素人に、
国の運営なんて、しょせん無理なこと。
隣国の出来事だけに。。
心配だ。
結末が見えるのは、そう遠くない気がする。
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