その昔、自分が電機業界にいたころ。
そう、入社1年目の朝の営業会議は、こんな感じでした。。。
課長「で、どうなんだ?みんな。どうやって数字(売上数字)を作るのさ?」
一同・・・しばし沈黙。
(だって、そうだよね~。もう締めの間近になって、いいアイデアなんか
浮かばないものだよね)
と、そこに、一人発言。
コマ○さん「そりゃね、もう、やるっきゃないでしょ。やるっきゃ。」
セキ○さん 「そうそう、やるっきゃないでしょ、そうだよ、やるっきゃない。」
(おい、おい、なんだよ、この会議。へんな具合になってきたぞ・・)
課長「コセ○。君はどう思うんだ?」
コセ○先輩「え~と、ですね。。それは、やっぱり、やるっきゃないと思います。」
(どひゃー、オウムかよ、おいおい)
課長「ミサ○くんは、どう思うんだ?」
(おい、まさか、やめてくれよ・・・あのセリフ)
ミサ○先輩「はい、やるっきゃないです。やるっきゃ。」
(なんだよ、これ会議か???ありえへん展開)
で、しばしまた沈黙。
なかには、ふんふんって、自分でうなずきながら、妙に感心しちゃってる人も。。
で、
課長「そうだな、で、そういうことで、やるっきゃないってことだ。」
って、会議終了しちゃったよ。
(ぎょ~~~!会議終わりかよ!なんなんだこの人たち!!!マジで~~)
自分は、入りたてだったので、まだ自分の営業数字をもっていませんでした。
なので、会議での発言もなにもなかったけれど。
最初の営業会議がそれでした。
なんか、すごく不思議な感じの会議でした。
で、あとから。。ミサ○先輩に・・・
自分「ミサ○先輩、今朝の会議って、あれ、なんか面白い会議でしたね~。
あれ、会議じゃないですよね~、笑っちゃいましたよ~」
すると、自分の頭をパコ~んとはたいて、
ミサ○先輩「ばかやろ、俺だって可笑しかったよ。でも、あの流れじゃ、
やるっきゃないって言うしかないだろ、あはは」って。
今思えばね。
なんか、とてもほのぼのしてた時代だったなあ~って思う。
でも、なんだかんだいって、みんな仲良かった。
やる時はやるぞ~!って、飲む時も飲むぞ~って。
で、何年たっても、記憶から消えないような、
そんな可笑しな会議やらいろいろが今でも大切な思い出。
で、思うんだけど。
やるっきゃない! って言葉。
けっこう、いい言葉なんじゃないかと。
ともかく、やんなきゃいけない!って時には、
その言葉が一番合うかも。
そう、そんな言葉を使う時は、
一生に一度?一年に一度?月に一度?
それとも、今がその時?
だとしたら、
やっぱり、
やるっきゃない!でしょ。
(補足) 会議の話はフィクションではありません。
登場人物の氏名も○以外はその名前です。
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