次世代エネルギー

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原発の事故もあり、今後加速するであろう、次世代エネルギー議論。

いろいろなニュースその他から感じるに・・・

大きく二つの流れがあります。

一つは、太陽光・風力・地熱・もちろん水力(いわゆるダム使うやつ)といった、
自然エネルギーを電力に応用するタイプ。
エコ・・・ですね。

もう一方は、原子力(核分裂を利用する現行タイプでなく、核融合といった安全なものもある)や、
そして、最近ニュースになった、反物質も研究が進んでいるようです。

反物質・・・自然界にはほとんど存在しないようですが、
頭のよい研究者たちは、人工的にそれを作っているんですね。

世の中にある物質と反対の性質を持つもののようです。
電子はマイナスの電荷を持つのに対して、反電子はプラスの電荷を持つらしい。
反陽子や反中性子も発見されていて、今や、反物質を人工的に作り出すことが可能のようです。
(1960年代には、一瞬で消えたものの、すでに製造されたらしい)

ただ、それらの反物質は、物質に会うと消滅してしまうので、実用化は難しい・・・

とされていたのに、ある研究機関が、そのその物質を10分間も閉じこめることに成功したと・・

今のところ、その反物質が持つエネルギーよりも、
その反物質を作りだす際のエネルギーのほうが大きいので、
実用化はされない・・・ようですが。

もし、実用化されたら・・・

単純な比較はできないですが、
日本に投下された際の、原爆は、核物質1kgを使用したそうです。
それが、反物質なら、1gで同等のエネルギーに相当するらしい。

難しい理論はわかりませんが、
もし、実用化されるようなら、とてつもなく危険な感じがします。

たとえ、重さのほとんどないほどの、微粒子程度の反物質にせよ、
10分間、その存在を維持できるまでに、
今の技術力が進歩したってのは、まさに画期的なことなんでしょう。

地球の人口は増えていて、
エネルギーは、なくてはならないものだから、
究極の効率化を目指すというのは、ある意味自然なことなのかもしれないけど。

自動車、薄型TV、その他もろもろ。。

最初の製品の値段と、今の値段を比べてみれば、
製造コストというのは、どんなものでも、
時が経つと、下がってくるということは明白。

であるなら、反物質の製造コストも、
いづれ、採算ラインにまでいきつくのではないでしょうか。

携帯電話や壁掛けTVだって、
昔は、SFの世界のものだったしね。
それが今や当たり前の時代になった。

ただ・・・

前にも、書いたけど、
すべての産業が、究極のローコストになったときに、
人間は、どんな仕事をするのかって思う。

仮に、(怖いけど)反物質が実用化されて、
世界中の人が、タダ同然で、無尽蔵にエネルギーを使えるように
なったら、そこにあった雇用の100%近くは無くなるでしょう。

おそらく、その時代になったら、
モノの生産、サービス、あらゆるものがオートメーション、
無人化されていくでしょうね。
農業もしかり。

働くってこと自体が、無くなるかもしれない。

果たして、それを夢の楽園の到来と思うかどうか?

そんなのよくない、ありっこない!って思っても、
いつの時代も、人はその時代に生きるもの。

どこを見渡しても、ちょんまげ結って、刀もった人が歩いていないように。

マクロな視点でみれば、
その時代には、その時代の人しか生きていない。

管総理のブログ。
退陣表明後、初めて更新されたようです。

何を書いたかと言うと、

風力発電に関して・・(以前から、風力発電の推進論者だったって内容)みたいです。

もう少し、早く、強烈に政策として、打ち出していたらね。
きっと、今の立場も違ってたかもしれないのにね。

ドイツは原子力を全面凍結。

日本はどうする?

エネルギー。

とても大切なものだけど、

トイレにシャンデリアやエアコンはいらないなあ。
電動自転車も好きじゃないし。

エネルギーでもなんでも、
過剰な効率化の先にあるのは、案外、ハッピーなことばかりじゃないようだ。

次の総理には、その辺、真剣に考えてほしいと、マジで思ってます。


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