IT事件簿 創世編 その1

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せっかくのきまぐれ日記なので、
当社社員からのリクエストも多い、IT事件簿について、
少しづつご紹介しようと思います。
アンビリバボーな世界へ、みなさんをいざないたいと思います。

約10年前、電機業界を辞めて、ITの業界に来てからの2年半を、
かってに、創世編としたいと思います。

・・・はじまりは・・・

電機業界を辞めて、ある会社から誘われて入社した会社での出来事でした。
新しく会社を立ち上げました、戦力を求む!なんて感じのフレッシュな会社でした。

まず、その会社の面談は、営業部長でした。
大会社の中の片隅で、パーテーションで区切った、
10畳ほどのスペースでしょうか・・・
しかも、パーテーションに、紙で、○○○○株式会社って、貼ってあるし!!
それ見た瞬間に、Uターンしよっかと思った。

それでも、面談にいくと、かわいい女性がお茶を出してくれました。
で、あとは、その部長の面談。

面談は、なごやかに終わりました。

・・・でも、社長が留守でした(不吉な予感)。。。

二日後、別の会社の面談があったので、
その面談をした日の夜、例の営業部長から電話。

「内定です。来てもらわないと困ります。ほかを
断って、ぜひうちに。一緒に会社を大きくしましょう!!」

たしか、そんなことを言われたと思う。

熱意を意気に感じるほうなので、
結局、その会社に入社。
それが、最初のITの会社でした。

・・・が・・・しかし。

数日後、入社手続きのために会社にいくと・・

社長の名前が変わってました。

???なんなんだ???

最初の面談で、お茶を出してくれたコに、
「あの・・、この会社は長いんですか?社長が変わったようですけど・・?」

「あっ、わたし、石原さんと一日しか入社変わらないですよ。
だって、石原さんが面接にいらした前の日に入社したんですもの。」

「え?!(うっそー!)あっ、そ、そうなんですか。じゃ、ま、同期、、、みたいなもんですね(汗)」

まあ、前の社長は、いろいろあって、社長が変わったらしい・・

おい、おい、責任者出てこい~!!って感じだった。

(なんか、逃げちゃったらしい・・・)

なにはともあれ、そんな感じのIT業界のスタートでした。

世の中は、21世紀に突入。
ITの世界でも、2000年対応などで盛り上がり、
まさに、これから、隆盛を極めんとする、
華々しい時代の到来のような・・そんな感じの時代でした。

今思えば、業界を変わって、
ゼロからのスタートには・・ほんとに・・・持ってこいの会社に、
入社させていただきました。

そうして、上場企業の中の、片隅で。
パーテーションに仕切られた狭い空間で、リ・スタートが、
逆に、自分を奮い立たせたのは、間違いありませんでした(・・つづく)


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